TortoiseHgをコマンドラインから使う
快適なMercurialライフのために、役立つかもしれない情報をお送りします。
前置き
TortoiseHgは、使い勝手の良いMercurialのGUIクライアントです。
そんなTortoiseHgは、コマンドラインから(も)使用できます*1。
コマンドラインなら、CUIを使ったほうがいいのではとおもわれるかもしれません。
しかし、これが意外と便利なのです。
たとえば、普段はCUIを使っていても、次のようなことはGUIのほうが使いやすことがあります。
- ログを追いながら、変更内容を確認する
- リビジョンとの差分を確認する
環境
- Windows 7(64bit)
- TortoiseHg 2.6
使い方
1. TortoiseHgをインストール
2. TortoiseHg(thg.exe)にパスを通す
- デフォルトでは、C:\Program Files\TortoiseHg
3. ログを確認する
> thg log
- 画像は、TortoiseHg履歴を使用しています
3. 差分を確認する
> thg vdiff -r <rev>
4. その他のコマンドを知る
> thg help
コマンド体系は、Mercurialと近いです。
おまけ
TortoiseHgは、Windows shellと統合されています。
しかしこれは便利な半面、いくつか問題があります。
- 動作が重くなったり、右クリックのメニューがごちゃごちゃしたりとか
インストール時のオプションを変更することで、shellとの統合をやめることができます。
手順
- インストーラを起動し、Custom Setupまで進める
- Shell Extension x64(84)を選択しクリック
- Entrie feature will be unavailableを選択
*1:マニュアルにも書かれており、知っている方も多いと思います